【腰痛治療体験談】ヘルニア・脊柱管狭窄症を克服しベンチプレス世界王者へ!日帰り「セルゲル法」を選んだ理由

2026-07-15

「椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による激しい腰痛や足のしびれに悩み、手術を勧められているものの『メスを入れるのは怖い』『長期入院は避けたい』と切実な思いを抱えていませんか?本記事では、日常生活も困難なほどの腰痛から、切らない日帰り腰痛治療『セルゲル法』によってベンチプレス世界王者に返り咲いた川上京司さんのリアルな治療体験談をお届けします 。」

世界の舞台で重ねてきたベンチプレス世界チャンピオンの実績

ベンチプレス競技で、70歳以上の部門にあたるマスターズ4/59kg級で世界王者に輝き続けている川上京司さん。この競技はベンチ台に仰向けになり、バーベルを胸まで下ろしてから再び押し上げる挙上重量を競うスポーツ。60歳で会社を退職した後、太極拳を経てベンチプレスに出会い、わずか数年で世界大会を4連覇するメダリストへと駆け上がった実力者です。そんな川上さんも、長年の競技生活の中で深刻な腰痛に悩まされてきました。今回、実際にセルゲル法による治療を受けた経験について、率直に語っていただきました。

川上さんの競技歴は、60代からパワーリフティング(スクワット・ベンチプレス・デッドリフトの3種目総合)で始まりました。2017年の世界クラシック・パワーリフティング選手権では、マスターズ3/59kg級でいきなり3位に入賞。記録はスクワット90kg、ベンチプレス92.5kg、デッドリフト142.5kg、三種目でトータル325kgの記録を残しました。その後70歳以上のマスターズ4に区分が変わってからは、ベンチプレス単独競技に軸足を移し、世界のトップに立ち続けています。

コーチはなし、すべてyoutubeで独学

2024年、アメリカ・テキサスで行われた世界ベンチプレス選手権では、マスターズ4/59kg級のクラシック部門・エクイップ部門の両方で優勝。ちなみにベンチプレスには、器具を使わない「クラシック」と、反発力のある専用シャツを着用する「エクイップド」の2部門があり、記録もそれぞれ別に扱われます。

   

2026年の世界クラシック・ベンチプレス選手権で

2025年のノルウェー大会でも同階級で2部門を制し、エクイップ部門2連覇、クラシック部門3連覇を達成しました。今年に入って2026年の世界クラシック・ベンチプレス選手権でエクイップ部門で3連覇、クラシック部門で4連覇を達成。体重階級を問わず選出されるベストリフター賞で第2位に選ばれています。椎間板の手術を経てなお、記録を更新し続けています。

「たまたま私と競技の特性が合っていたのでしょうか。強くなるのは意外と早かった」という本人の言葉通り、ベンチプレスを始めてからわずか数年で日本代表、そして世界メダリストへと駆け上がったキャリアです。しかも専属のコーチはつけず、「全部YouTubeで」独学でフォームを磨いてきたといいます。

競技生活を脅かした腰のしびれと痛み|保存療法の限界

そんな川上さんが異変を感じ始めたのは、2017年の世界大会でベラルーシに遠征していた頃だったといいます。「最初はしびれでした。痛みはないんだけれど、しびれるっていうのがあって、だましだまし競技を続けましたが、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返していました」。

整形外科での診断と脊椎固定術(ボルト固定)への抵抗感

まず訪れたのは近くの整形外科、そこから大学病院に紹介。「とりあえず保存療法として神経系の痛み止めを処方され経過観察が続きました。症状はある程度収まったものの、しびれの強弱を繰り返しました」

その後、知人の紹介で民間の総合病院も受診。

「X線もMRIも全部撮ってもらいましたが、まだ手術の段階じゃないから切らない。しびれでは切らない、麻痺になったら切ります、といわれました」。

しかも、その病院が得意としていたのはボルト固定術(脊椎固定術)で、少しためらう気持ちがあったといいます。

そして2022年5月ごろ、事態は深刻化します。「もう歩けなくなって、隣のコンビニまで行けないぐらい」。日常生活すら困難になるほどの痛みとしびれに、悶々とした日々を過ごしていたそうです。

椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症に悩む中で出会った日帰り腰痛治療「セルゲル法」

何か他の方法がないかとインターネットで検索してたどり着いたのが「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」などの治療に適応があるとされる「セルゲル法」だったと振り返ります。

セルゲル法とは椎間板を切らずに薬剤注入で修復する低侵襲の治療方法で、日帰り治療が可能というものでした。

「日帰りで20分で済むのなら、体への負担は少ない。選手生命が継続できるのかな」と惹かれたものの、保険が適用されない自由診療のため、費用面での負担も大きかった。それでも「治る可能性あるのなら試してみよう」と問い合わせの電話をしました。

2024年の2月に治療。「先生との面談では、セルゲル法について期待できる効果だけでなく、リスクについても丁寧な説明を受けました。他の低侵襲なフローレンス法という治療も提示されましたが、セルゲル法を選び、その日のうちに治療を受けました」。実際にネットの口コミを見ても、良くなった人もいれば思うような結果が出ない人もいる、腰の痛みは千差万別だということも理解した上での決断だったといいます。

セルゲル法治療後の経過と腰痛からの完全復帰への道のり

「当日の夜に痛みが出ました。痛み止めで何とか乗り切った後は。順調に和らいでいきました。ただし、まだ体が不安定な状態にあるため、慎重な生活を続け様子を見ていました。」

治療が2024年2月。驚くべきはその5月に開催されるアメリカ・オースティンでの「世界クラシック&エクイップベンチプレス選手権大会」に向けてすぐに練習再開をしたことです。

「痛みはそんなになかったものの、あんまり無理できない」と慎重に重量を調整しながら取り組み、当初は80kgほどの重さから始め結果としてはクラシックとエクイップ両部門で再び世界一となっています。長く苦しんできた腰痛からの完全復帰でした。

現在も週3回の実践的なトレーニングに加え、補助トレーニングとして有酸素運動や体幹運動を継続。朝晩20分の半身浴、週1回の鍼灸によるケアなど、腰への負担を最小限に抑えながらの生活を徹底しています。

こうした細やかな体調管理の積み重ねが、70代での世界王者という記録を支えているのでしょう。

「いつまで協議を続けていけるのかわかりませんが、当面80歳までは頑張っていきたいと思います」と川上さん。

長引く腰痛に悩む方へ。自分の体を知る重要性とセルゲル法の可能性

「腰痛って本当になかなか克服できない。でも、自分でやらないと治らない」。多くの人は、病院で治療を受ければ自然と治るものだとイメージしがちだと川上さんは指摘します。しかし実際には、痛みの程度や質は本人にしか分からないもの。「自分の体は自分でしかわからないから。いくらMRIを撮っても、外見上わかっても、人それぞれ。痛みの質っていうのは本人しかわからない」と語ります。

長年の競技生活の中で、川上さんは自分なりの「痛みのグレード」を把握してきました。「このぐらいの痛さだったらまあなんとかなる」「この痛さはちょっとダメだな」といった体のサインを、経験から読み取れるようになったといいます。そうした自己理解こそが、腰痛と付き合っていく上での最大の武器いるようです。

「60歳以上だったら、もう半分以上の人が悩んでるわけですよ」と川上さん。それでも「意外とみんな対症療法で育ってきている」ため、危機感を持たずに過ごしている人が多いと感じているそうです。「理解してないんですね。理解と危機感が不可欠」だと言葉を重ねます。

「人間が4足歩行から2足歩行に進化した経緯がある」と川上さんは説明します。「背骨がS字になってますよね。それでアーチができたおかげで(腰椎の)三、四、五のところに負担がかかる。メリットはあるけど弊害もある。そういうことを知っているか知らないかで全然違う」。姿勢や体の構造についての「知識」こそが、腰痛予防・改善の第一歩だという考えです。

「腰痛を安直に捉えず、奥深い総合的な痛みとして向き合ってほしい――そんな思いから、川上さんは自らの経験や知識を、同じ悩みを抱える人たちに広く伝えていきたいと語ってくれました。

 

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